ここは「丸暗記」になりやすいですが、本質はかなりシンプルです。
結論から言うと、
ボックス図は「モノの流れ」を表しているだけ
です。
1. なぜ左側が「月初仕掛品+当月投入」なのか
ボックス図はこういう構造です:
(左)投入 → (中)加工中 → (右)完成・月末
つまり、
左側:今月、工場に入ってきたもの
右側:今月、工場から出ていった or 残ったもの
本質:在庫の基本式
これは単なる在庫の式です:
[
期首在庫 + 当期投入 = 完成品 + 期末在庫
]
これをそのまま図にしただけです。
だから左側はこうなる
月初仕掛品
→ 先月から「持ち越されたもの」
当月投入
→ 今月新しく入ってきたもの
この2つが、
「今月処理する対象の全体量」
になるので左側に置かれます。
2. なぜ完成品が右側に出てくるのか
右側は「出ていく or 残る」です。
完成品 → 工場から出ていく
月末仕掛品 → まだ残っている
つまり、
左から入ってきたものが、右に振り分けられる
だけです。
3. 当月投入数量の求め方
ここが一番つまずきやすいところです。
基本式(最重要)
[
当月投入 = 完成品数量 + 月末仕掛品数量 - 月初仕掛品数量
]
なぜこうなるのか
さっきの式を変形しただけです:
[
月初 + 当月投入 = 完成 + 月末
]
これを「当月投入」について解くと:
[
当月投入 = 完成 + 月末 - 月初
]
4. 具体例で理解
条件
月初仕掛品:100個
完成品:400個
月末仕掛品:50個
当月投入は?
[
当月投入 = 400 + 50 - 100 = 350
]
イメージ
もともと100個あった
今月350個入れた
合計450個処理した
それが:
5. 「なぜ完成品が出てくるのか」の本質
ここが一番重要です。
当月投入は「何個入れたか」ではなく
「結果から逆算して求めるもの」
です。
実務でも試験でも、
「投入量が直接与えられない」ことが多い
→ 完成品と在庫から逆算する
6. 加工費計算との関係
加工費は「進捗度」が関係します。
完成品 → 100%
月末仕掛品 → 途中(例:50%)
なので、
数量をそのまま使えず、“換算量”にする必要がある
その前段階として、
まずこのボックス図で「数量の流れ」を整理します。
7. まとめ(短く)