なぜ大陸法と英米法のように、法律に考え方の違いがあるのですか? 歴史的に解説してください。 |
とても本質的で、しかも「法とは何か」に直結する問いです。 1. 結論を先に一言で
この違いは、偶然ではなく歴史必然です。 2. 出発点の違い:ローマ帝国 vs 中世イングランド大陸法の源流:ローマ法
ここで生まれたのが、
「法=理性による秩序」という考え方です。 英米法の源流:中世イングランド一方イングランドでは、
つまり、
これが判例法(コモン・ロー)の始まりです。 3. 権力観の違いが法に反映される大陸ヨーロッパ
→ 法律を先に作る イングランド
→ 権力よりも慣習が強い 4. 近代化の決定打:フランス革命とナポレオン法典大陸法が確定した瞬間
特徴:
→ 大陸法は「設計図としての法」になる イングランドは変わらなかった
→ コモン・ローはそのまま進化 5. 思想的背景の違い大陸法:合理主義・啓蒙思想
→ 法も体系的・論理的であるべき 英米法:経験主義
→ 法も経験の蓄積で発展する 6. 裁判官の役割の違い
7. なぜ世界に広がったのか
帝国の輸出物として法体系が広がったためです。 8. 日本が大陸法を採用した理由
→ 日本の法は大陸法系 ただし近年は、
でハイブリッド化しています。 9. 本質的まとめなぜ考え方が違うのか? それは、
の違いです。
法の違いは、 |
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