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    2026年01月10日

    選択的無言症とは

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    質問

    選択的無言症とは何?
    どういう状態なのですか?


    解答

    **選択的無言症(せんたくてきむごんしょう/Selective Mutism)**とは、
    話す能力はあるにもかかわらず、特定の状況や相手の前では声を出して話せなくなる状態を指します。

    重要なのは、
    **「話さない」のではなく「話せない」**という点です。


    1. どんな状態か(核心)

    選択的無言症の人は、

    • 家では普通に話せる

    • 親しい人とは会話できる

    • しかし

      • 学校

      • 職場

      • 初対面

      • 権威のある相手

    などでは 声が出なくなる、あるいは 極端に小さくなる ことがあります。

    これは意志や反抗ではありません。


    2. 何が起きているのか(内側の状態)

    本人の内面では、

    • 強い不安

    • 緊張による身体のフリーズ

    • 「声を出すと危険」という無意識の反応

    が起きています。

    脳のレベルでは
    **「話す=脅威」**として処理され、
    逃走・硬直反応(フリーズ反応)が優位になります。


    3. 原因は何か

    単一の原因ではありませんが、主に以下が重なります。

    ① 不安障害との関連

    • 社会不安障害と非常に近い

    • 人から評価されることへの恐怖

    ② 気質(生まれ持った傾向)

    • 内向的

    • 感覚過敏

    • 慎重・緊張しやすい

    ③ 環境要因

    • 急激な環境変化

    • 言語環境の変化

    • 失敗体験や強い叱責


    4. 「わがまま」「甘え」ではない理由

    よくある誤解ですが、

    • 本人は話したい

    • 話さないことで不利益を受けている

    • 無言でいる方がつらい

    というケースがほとんどです。

    利益が一切ない行動が、長期間続く
    → 意志的行動では説明できません。


    5. 発症時期と経過

    • 多くは 幼児期〜小学校低学年

    • 早期支援で改善する例が多い

    • 放置すると

      • 対人回避

      • 自尊心低下

      • 二次的うつ・不安

    につながることもあります。


    6. どんな行動が見られるか

    声が出ない代わりに:

    • 頷く・首を振る

    • 筆談

    • 指差し

    • 表情が固まる

    • 体がこわばる

    「無言=無反応」ではないのが特徴です。


    7. 治療・支援の考え方

    中心は 不安を下げること です。

    有効とされるアプローチ

    • 環境調整(話さなくていい安心感)

    • 段階的曝露(少しずつ声を使う)

    • 認知行動療法的支援

    • 周囲の理解と圧をかけない対応

    「話しなさい」「どうして黙ってるの?」は逆効果です。


    8. 一言でまとめると

    選択的無言症とは、
    話す力があるのに、不安によって声が出なくなる状態。
    意志ではなく、神経系の反応で起きている。

    沈黙は拒否ではなく、防衛反応です。





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    posted by モニー at 14:00| Comment(0) | 心理学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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