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    2025年10月25日

    PMBOOKのリスクへの対応戦略とは、つまり具体的に何?

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    質問

    PMBOOKのリスクへの対応戦略とは、つまり具体的に何?


    解答

    とても良い質問です。
    PMBOK(Project Management Body of Knowledge)におけるリスク対応戦略とは、 「プロジェクトにおけるリスク(不確実な事象)を、発生前・発生後にどう対処するかを事前に決める考え方」です。
    リスクは「好ましくない出来事(脅威)」と「好ましい出来事(機会)」の2種類があります。

    そのため、PMBOKではそれぞれに対して異なる対応戦略が整理されています。


    【1】脅威(悪いリスク)への対応戦略

    戦略名概要具体例
    回避(Avoid)リスクの原因そのものを排除して、発生を完全に避ける。スケジュールが厳しい作業を外注に変更する/危険地域での作業を中止する
    転嫁(Transfer)リスク発生時の影響を他者に移す。
    責任を委ねる形。
    保険に加入する/契約でリスクをベンダーに移す/保証をつける
    軽減(Mitigate)発生確率または影響度を下げるために対策を講じる。冗長サーバを設置する/品質テストを早期に実施する/バックアップ計画を立てる
    受容(Accept)リスクが発生しても受け入れる。
    対応コストが見合わない場合など。
    小さな遅延リスクを許容する/発生時に対応するための予備費を確保する


    【2】機会(良いリスク)への対応戦略

    戦略名概要具体例
    活用(Exploit)機会を確実に実現させるために積極的に行動する。優秀な人材を確実にアサインする/早期納品で報奨を得る
    共有(Share)他者と協力して機会を最大限に生かす。パートナー企業と共同開発して市場拡大を図る
    強化(Enhance)機会の発生確率や影響を高めるための行動を取る。追加投資して性能をさらに向上させる/テストマーケティングを早める
    受容(Accept)特別な対応をせず、発生したら活用する。新しい市場ニーズが生まれたら対応する/偶発的な技術革新を見守る


    【3】まとめると

    * 脅威への4戦略:回避・転嫁・軽減・受容
    * 機会への4戦略:活用・共有・強化・受容

    これらをリスク登録簿(リスクマトリクス)などに整理し、 「どのリスクに、どの戦略で対処するか」を事前に決めておくのがPMBOKの基本方針です。





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    posted by モニー at 08:00| Comment(0) | ビジネス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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