質問
イーサネットとFDDIの違いは何? |
解答
良い質問です。 イーサネット(Ethernet)とFDDI(Fiber Distributed Data Interface)は、いずれも LAN(ローカルエリアネットワーク)技術 ですが、方式や特徴に大きな違いがあります。 1. 媒体と伝送方式 * イーサネット * 初期は同軸ケーブル、現在はツイストペアケーブル(UTP)や光ファイバ。 * CSMA/CD(Carrier Sense Multiple Access with Collision Detection: 搬送波感知多重アクセス・衝突検出)方式で通信。 * 複数ノードが同時送信で衝突が起こることがあり、スイッチ導入で改善。 * FDDI * 光ファイバが標準(後に銅線版の CDDI も登場)。 * トークンパッシング方式を採用(衝突が起きない)。 * デュアルリング(主リング+予備リング)構成で信頼性が高い。 2. 通信速度 * イーサネット * 初期:10 Mbps * 発展:100 Mbps(Fast Ethernet)、1 Gbps(Gigabit Ethernet)、現在は10/40/100 Gbps以上。 * FDDI * 規格速度は 100 Mbps 固定。 * 当時としては高速だったが、イーサネットの進化に追い抜かれた。 3. 信頼性・冗長性 * イーサネット * 標準構成ではシンプルだが冗長性は低い。 * 近年はスイッチング技術や冗長プロトコル(STP、RSTP)で信頼性向上。 * FDDI * デュアルリングによる 自動フェイルオーバー が特徴。 * 高信頼性を重視する企業・研究所で採用。 4. コスト・普及度 * イーサネット * 機器・配線が安価。 * 圧倒的な普及率を持ち、標準規格として定着。 * FDDI * 光ファイバ必須でコスト高。 * 一部の基幹系ネットワークで利用されたが、現在はほぼ廃れた。 まとめ * イーサネット * 安価・高速・普及度が高い。 * 現在のLANの標準。 * FDDI * 高信頼性・衝突なし・冗長性に優れるが、速度拡張性に乏しくコスト高。 * イーサネットの発展で淘汰。 |
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