広告です。クリックいただけると励みになります。

人気記事(昨日)

    2025年08月23日

    WEEE指令とは何ですか?

    kevin-grieve-1GPfwIgvMMY-unsplash.jpg

    質問

    WEEE指令とは何ですか?


    解答

    WEEE指令(ウィー指令)とは、
    Waste Electrical and Electronic Equipment Directive(廃電気電子機器指令)の略で、
    EU(欧州連合)における廃電気電子機器の回収・リサイクル・適正処理を義務づける法令です。


    ◆目的

    WEEE指令の主な目的は以下の通りです:

    • 電気電子廃棄物の不適切な処理による環境汚染を防ぐ

    • 廃棄物の発生量を削減し、可能な限り再利用・リサイクルする

    • 製品の設計段階から、リサイクルしやすい構造を促進する


    ◆正式名称と制定年

    • Directive 2012/19/EU(WEEE指令2、現行)

    • 初版は Directive 2002/96/EC(WEEE指令1)

    RoHS指令と同様、CEマーキング制度と連動しています。


    ◆対象製品

    以下のような一般家庭および業務用の電気・電子機器が対象です。

    • 冷蔵庫、洗濯機、テレビ、スマートフォン

    • コンピュータ、モニター、照明機器

    • 電動工具、電子楽器、医療機器(一部)


    ◆義務の内容(企業側)

    EU市場に電気・電子機器を供給する製造者や輸入者は、以下を行う義務があります:

    義務内容説明
    製品登録EU加盟国ごとに製品カテゴリーごとの登録義務あり
    回収・処理費用の負担販売した製品が廃棄された際の回収・再資源化コストを負担
    表示義務WEEEマーク(※下記参照)の表示が必須
    情報提供消費者やリサイクラー向けに分解方法や材料情報の提供

    ◆WEEEマーク

    WEEE対応製品には、以下のマークの表示が義務です:

    図:ゴミ箱にバツ印(WEEEマーク)意味:この製品は通常のごみとして廃棄してはいけない

    このマークがない製品は、EUで販売できない場合があります。


    ◆RoHS指令との違い

    項目RoHS指令WEEE指令
    主な内容有害物質の使用制限廃棄物の回収・処理・リサイクル義務
    対象製品中の化学物質使用済み製品(E-waste)
    責任主体製造業者・輸入業者同上(特に廃棄段階)

    ◆日本企業への影響

    • 日本国内では直接適用されないが、EUに製品を輸出する企業は遵守が必要

    • 輸出先国の規制(ドイツ、フランスなど)に個別対応する場合もある

    • 輸出先ごとに製品登録や回収スキームへの参加が求められる


    ◆まとめ

    項目内容
    名称WEEE指令(廃電気電子機器指令)
    目的電子ごみの削減と適正処理、リサイクルの推進
    対象EU市場向けの電気電子機器(家庭用・業務用)
    義務製品登録・回収費用負担・WEEEマーク表示など
    関連法RoHS指令と密接に関連し、両方の対応が必要




    大接近!工場見学 SDGsリサイクル編(全6) (学校・公共図書館向けシリーズ) [ 高山 リョウ ]

    価格:17160円
    (2025/8/2 17:26時点)
    感想(0件)


    社会経済学 資本主義を知る / 八木紀一郎 【本】

    価格:3080円
    (2025/7/24 15:01時点)
    感想(0件)


     



    ブログランキング・にほんブログ村へ
    【下記、広告です。クリックいただけると励みになります。】
    posted by モニー at 18:00| Comment(0) | 社会経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
    この記事へのコメント
    コメントを書く
    コチラをクリックしてください