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    2025年07月27日

    光ファイバーは同時にどれだけのやり取りを行えますか?

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    質問

    光ファイバーは同時にどれだけのやり取りを行えますか?


    解答

    光ファイバーは、同時に非常に大量のデータのやり取りを行うことが可能です。
    厳密には、次のような技術や要因によってその「同時性」は成り立っています。


    ■ 1. 基本原理:光ファイバーは“光の通り道”

    光ファイバーは、ガラスやプラスチックの細い線の中を光が通ることでデータを伝える伝送路です。
    電気信号ではなく「光(レーザーやLED)」を使うため、電磁波干渉が少なく、非常に高速・高帯域になります。


    ■ 2. 同時通信の具体的な仕組み

    ◆ ① 多重化技術により「同時通信」が可能になる

    技術名説明備考
    WDM(波長分割多重)異なる波長(色)の光を使って、複数の信号を同時に送る1本のファイバーで数百チャネルも
    TDM(時分割多重)時間を細かく分け、異なる信号を交互に送る処理速度が重要
    PON(パッシブ光ネットワーク)1本の光ファイバーを分岐して複数家庭と接続通信会社のFTTHで使われる
    SDM(空間分割多重)ファイバーの中に複数の空間チャネルを持たせる(マルチコア)実験段階だが極めて大容量


    ■ 3. 実際の通信容量の例(理論値)

    用途・技術理論最大通信速度同時やり取りの目安
    家庭用FTTH(GPON)上下最大2.5Gbps程度数十〜百家庭が同時通信可能
    企業向けファイバー数十Gbps〜Tbps(専用線)数千〜数万接続も可能
    国際海底ケーブル(例:APG)数百Tbps(WDM+SDM使用)数百万台の同時通信が可能
    実験技術(NTTなど)最大1Pbps(=1000Tbps)超えも実証済み人類全体のインターネットを1本でまかなえる可能性も


    ■ 4. 例:光ファイバー1本で何人が同時に動画を見られる?

    仮に1本のファイバーが「1Tbps」の通信能力を持つとすると:
    * フルHD動画(5Mbps)を1本で見る → 1Tbps ÷ 5Mbps = 20万人が同時視聴可能
    * 4K動画(25Mbps)なら → 約4万人同時視聴

    ■ 5. 現実の制約

    理論上は無数に同時通信が可能でも、実際には以下の制約があります:
    制約要因内容
    通信機器の処理能力ルーター・スイッチなどの転送速度がボトルネックになる
    分岐数の限界PONでは1本の幹線に最大64〜128台程度までの分岐が一般的
    遅延・輻輳同時通信が集中すればレイテンシや遅延が発生
    光信号の損失距離により光が減衰するため中継が必要になる場合あり


    ■ まとめ:光ファイバーの同時通信能力とは

    観点内容
    技術的限界波長・時間・空間を分けることで、1本で数百〜数千万同時通信も可能
    実用レベル家庭用途なら数十人以上が同時に動画・ゲーム・会議も余裕
    最先端1Pbps超の実証例あり、人類全体の同時通信すら理論上可能
    実際の制限機器・設計・運用によりスケールは段階的に制限される




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    posted by モニー at 16:00| Comment(0) | ネットワーク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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