質問
解答
◆ SMIL(スマイル)とは?**SMIL(Synchronized Multimedia Integration Language)**は、 マルチメディア要素(音声・映像・テキストなど)を時間軸に沿って制御・同期表示するためのXMLベースの記述言語です。
【主な特徴】| 特徴 | 説明 |
|---|
| 正式名称 | Synchronized Multimedia Integration Language | | 発音 | 「スマイル」 | | 形式 | XML(HTMLに似た構文) | | 用途 | 音声・動画・画像・字幕などを時間に沿って表示・再生・切り替える | | 制定機関 | W3C(World Wide Web Consortium) | | 拡張 | SMIL 2.0、SMIL 3.0 など複数バージョンがある |
【SMILの使い道の例】<smil> <head> <layout> <region id="textRegion" left="10" top="10" width="80%" height="20%"/> </layout> </head> <body> <par> <audio src="narration.mp3" /> <text src="caption.txt" region="textRegion" /> </par> </body></smil>
上記の例では、音声(narration.mp3)と同時にテキスト(caption.txt)を表示する命令です。
◆ W3C勧告とは?**W3C(World Wide Web Consortium)**は、 Web技術の標準化を行う国際的な組織です。Tim Berners-Lee(WWWの発明者)が創設しました。 【W3C勧告(Recommendation)とは?】W3Cが策定した仕様書や技術が、次のステップで正式な「Web標準」として承認された状態のことです。
【W3C標準化のステップ】草案(Working Draft) 候補勧告(Candidate Recommendation) 提案勧告(Proposed Recommendation) 勧告(Recommendation)
◆ SMILとW3C勧告の関係SMILはW3Cが開発したWeb標準の一つであり、 1998年にSMIL 1.0がW3C勧告として正式に採用されました。 その後、**SMIL 2.0(2001年)、SMIL 3.0(2008年)**と改良が加えられています。
◆ ただし、現代では…SMILは一時期、マルチメディアWebの先進的技術として注目されましたが、 現代のWebでは、HTML5 + JavaScript + CSS などがより強力で柔軟な代替手段として使われており、SMILはあまり普及していません。 一部ではSVGアニメーション内などにSMILの一部機能が使われていることもあります。
◆ まとめ| 項目 | 説明 |
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| SMIL | W3Cが標準化した、マルチメディア同期再生のためのXML言語。主に映像・音声・字幕などのタイミング制御に使われる。 | | W3C勧告 | Web技術における「公式な標準仕様」。SMILもこの勧告の一つ。 | | 現代の状況 | SMILは実用性が薄れ、HTML5やJavaScriptが主流となっている。 |
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