質問
RBCD攻撃とはなんですか? |
解答
RBCD攻撃とは、「Resource-Based Constrained Delegation(リソースベース制約付き委任)」を悪用した、WindowsのActive Directory(AD)環境における攻撃手法の一つです。 特に、権限昇格や横移動に利用されます。 基本の考え方 通常、Active Directoryでは「委任(delegation)」という機能を使って、あるサービス(例:Webサーバー)が別のサービス(例:ファイル共有)にユーザーの代わりとしてアクセスすることができます。 RBCDはその中でも、アクセスされる側のリソース(サービス)が「誰に代理アクセスを許すか」を指定できる機能です。 攻撃の概要 1. 攻撃者がコンピュータアカウント(サービスプリンシパル名を持つ)を作成するか奪う これは、ドメインユーザーの権限でも行える場合があります。 2. ターゲットマシンのActive Directoryオブジェクトにある`msDS-AllowedToActOnBehalfOfOtherIdentity`属性を操作する 本来はこの属性に、代理アクセスを許可したいアカウントを設定します。 攻撃者はこの属性に、自分が制御するアカウントを設定してしまうのです。 3. 攻撃者はS4U2SelfやS4U2Proxyを用いて、別のユーザー(たとえば管理者)になりすますチケット(TGS)を取得する 4. ターゲットサービスにアクセスして、管理者権限を取得する なぜ危険か * ドメインユーザー権限だけでも実行可能なことがある * 検出が難しい(正規の機能を使っているため) * Kerberosプロトコルの仕組みを悪用しているので強固な認証の裏を突く 防御のポイント * コンピュータアカウントの作成を制限する(既定ではドメインユーザーでも作成可能なことがある) * `msDS-AllowedToActOnBehalfOfOtherIdentity` の変更監視を行う * Kerberos Delegation の利用を最小限に抑える * セキュリティ情報イベントログを活用して異常なチケット要求を検出する |
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