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    2025年05月28日

    マクロプルーデンス政策とは

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    質問

    マクロプルーデンス政策とはなんですか


    解答

    「マクロプルーデンス政策(Macroprudential Policy)」とは、金融システム全体の安定性を守ることを目的とした政策です。
    主に中央銀行や金融監督当局が行います。


    ■ 定義

    > マクロ(macro)=全体・経済全体、プルーデンス(prudence)=慎重・健全性

    > つまり、マクロプルーデンス政策とは、 > 金融システム全体が危機に陥らないよう、過剰なリスクを防ぐための仕組みや規制です。


    ■ なぜ必要か?

    2008年のリーマンショック以降、「個別の銀行が健全でも、金融システム全体が連鎖的に崩れる可能性がある」と気づかれました。

    そこで、次のような考え方が重視されるようになりました:
    * 個々の金融機関の健全性(ミクロプルーデンス) だけでは不十分
    * 金融システム全体のリスクを管理(マクロプルーデンス) する必要がある


    ■ マクロプルーデンス政策の主な内容

    政策・手法 説明
    - -
    カウンターシクリカル資本バッファー 好景気時に銀行に多めに資本を積ませ、不況時に余裕を持たせる
    LTV比率制限 不動産ローンなどに対して、借入金額が担保価格の何%までかを制限
    DSR(債務返済比率)制限 所得に対して、どの程度の返済が可能かを基準にローンを制限
    ストレステスト 銀行が経済危機にどれくらい耐えられるかをシミュレーション
    システム上重要な金融機関(SIFI)への規制強化 巨大銀行などは倒れると影響が大きいため、特別な監視対象にする


    ■ マクロプルーデンス政策の目的

    * 銀行・金融機関の破綻連鎖を防ぐ
    * 資産バブルの過熱を抑える
    * 金融危機の再発を防止する
    * 市場全体のリスクを可視化・コントロールする


    ■ 補足:ミクロプルーデンスとの違い

    観点 ミクロプルーデンス マクロプルーデンス
    - --
    対象 個別の銀行や金融機関 金融システム全体
    目的 個々の機関の健全性維持 金融危機の予防、波及リスク防止
    対応方法 内部管理・個別規制 システム的リスクへの対応







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    posted by モニー at 19:00| Comment(0) | 社会経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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