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    2025年05月12日

    有史以来のウクライナ近辺の歴史について

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    質問

    有史以来のウクライナ近辺の歴史についてまとめてください。


    解答


    ウクライナ近辺の歴史は非常に複雑で、さまざまな民族・帝国・国家が関わってきました。

    以下に、時代ごとの主な出来事を簡潔にまとめます。


    ### 1. 古代(紀元前〜5世紀ごろ)

    * **スキタイ人・サルマタイ人**:紀元前に黒海北岸に広がった騎馬民族。
    * **ギリシャ人の植民都市**:黒海沿岸にオルビアなどの都市国家を建設。
    * **ローマ帝国**:クリミア半島などに影響力を持った時期もある。


    ### 2. 中世(6世紀〜13世紀)

    * **キエフ・ルーシ(9世紀〜13世紀)**:

    現在のウクライナ、ベラルーシ、ロシア西部にまたがる最初のスラブ国家。
    首都はキエフ。

    * 988年:

    ウラジーミル1世がキリスト教(東方正教)を国教化。
    * 東スラブ文化・正教信仰の原点とされ、ウクライナ・ロシア・ベラルーシの共通の祖先とされる。


    * **モンゴルの侵入(1240年)**:

    バトゥ率いるモンゴル軍によりキエフ・ルーシ崩壊。


    ### 3. 近世(14〜18世紀)

    * **リトアニア大公国・ポーランド王国**:

    ルーシの大部分はリトアニア→ポーランド・リトアニア連合に編入される。


    ザポロージャ・コサック**:

    ドニエプル川下流にコサック共同体が形成され、独自の自治と軍事力を持つ。


    * **1648年:

    フメリニツキーの反乱** → ポーランド支配への反乱。
    → モスクワ大公国との「ペレヤスラフ協定(1654年)」でロシア保護下へ(のちのロシア支配の口実)。



    ### 4. 近代(18〜19世紀)

    * **ロシア帝国による支配**:18世紀末にポーランド分割を通じて、ウクライナの大部分がロシア帝国領に。
    * **オーストリア帝国**:西部ガリツィア地方(現在のリヴィウ周辺)はハプスブルク領に。

    * この時代、ロシアは「小ロシア」と呼び、*ウクライナ語・文化の抑圧*が進む。


    ### 5. 20世紀

    ## 第一次世界大戦後(1917年〜)

    * **1917年 ロシア革命後の混乱期にウクライナ人民共和国を宣言**。

    → ボリシェヴィキ(赤軍)との戦争や内戦、ポーランドとの戦争を経て、
    → 東部はソ連(ウクライナ・ソビエト社会主義共和国)、西部はポーランドへ。


    ## ソビエト連邦時代(1922年〜1991年)

    * **1932-33年:

    ホロドモール(人工的な飢饉)**
    → ソ連の農業集団化政策によって数百万人のウクライナ人が餓死。
    → 現代では「ジェノサイド」とみなされる動きも。


    * **第二次世界大戦**:

    → ソ連とナチス・ドイツの間で戦場に。
    ドイツ占領時には多くの虐殺も。

    → 戦後、ウクライナは再びソ連の一部に。
    クリミアは1954年にロシアからウクライナに編入。


    ### 6. 独立後(1991年〜現在)

    * 1991年:ソビエト連邦崩壊とともにウクライナ独立。
    *2004年:オレンジ革命** → 選挙の不正に対する大規模な民主化運動。
    * 2014年:マイダン革命** → 親ロ派政権の崩壊とEU志向の強化。
    → **ロシアがクリミアを併合**し、東部ドンバスで親ロ派とウクライナ軍が衝突。

    * **2022年:

    ロシアが全面侵攻(ウクライナ戦争)** → 首都キエフや東南部で激しい戦闘。
    西側諸国はウクライナを支援。








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    posted by モニー at 17:00| Comment(0) | 西洋史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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